福岡ホスピスの会のこころ

「ありがとうと言って旅立ちたい」

「ありがとうと言って見送りたい」

この会の活動は、「ホスピス」、「ホスピスケア」について知ってほしいということです。

そのために、ホスピス・ボランティア勉強会(年間3回)を行っています。

また2016年度5月からは順天堂大学医学部病理・医学部教授樋野興夫教授による一般社団法人「がん哲学外来」の認定を受け「ぬくみカフェ」を開催、医療と患者との隙間を対話により埋める集いを始めました。

ホスピス・ボランティアとして活動したい方だけでなく、ホスピスケアに関心のある方なら、どなたでもご参加ください。

そのほか、マギーニュースを発行し、ホスピスケアについての情報を提供していきます。


誰もが自分や家族の死について考えたくないと思いますが、「死」は必ず訪れます。今は、2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなると言われています。がんを治すことが困難でも、人生の最期を苦痛が少なく、穏やかに過ごし、自分なりの人生を締めくくりたいと望まれる方も多いと思います。


ホスピスは本来、憩いの場や温かいもてなしを意味します。ホスピスと医療の場が融合していくよう、微力ながらお手伝いしたいと思います。

また、自分や家族が難しい病気になったとき、療養生活のあり方を適切に選択できるよう、日頃から皆さんと一緒に勉強し、自由に語り合いたいと思います。

福岡ホスピスの会の活動1・2・3・4・5

1.勉強会
 
毎年奇数月に勉強会をおこなっています
どなたでも参加できる勉強会。
ガンという病気について学びます。
ボランティアとして、介護者としてのコミュニケーションを学びます。
グリーフケアについて、癒しについて学びます。

2.ボランティアとして、緩和ケア病棟で活動します。


 季節のイベントをコーディネートします。
患者さんのお部屋を訪問しお話しします。
談話室などで、患者さんやご家族とおしゃべりしたり、懐かしい歌を歌ったり、囲碁や将棋も楽しみます。
車いすの介助で患者さんとお散歩や、お買い物にでかけます。

3.患者さんへのクリスマスプレゼント作成やボランティア交流会


 会員が集まってスキルアップのために交流、話し合いをしたり、各緩和ケア病棟へのクリスマスプレゼント200個を作成。また各行事を行うための企画
委員会など多岐にわたり活動しています。
どうしたらうまくコミュニケーションが取れるかも仲間同士の交流で学び合います。 お互いに知識や技術の交流もいたします。

4.がん哲学外来「ぬくみカフェ」

 

2016年度から奇数月を基本に開催

開催日は不定期ですからトップの詳細やプログラムをご参照ください

 

 

5.各病院などへの視察見学

 

16年度

八女市立みどりの杜病院へ

年に一度お世話になっている病院などに視察見学に行きます

写真は福岡ホスピスの会の顧問の原口院長と

 

 

2016年の福岡ホスピスの会も、新しいスタッフで緩和ケア病棟でも在宅ホスピスでも医療に優しく、温かい福岡市をめざして歩みます。


今年度も元気に福岡市に緩和ケアを発信していきます!